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津久井城跡資料調査報告書ー御屋敷曲輪の再評価ーの刊行について

津久井城跡資料調査報告書ー御屋敷曲輪の再評価ーの刊行について

緑区太井・根小屋・小倉に広がる城山に所在する津久井城は、戦国時代の小田原北条家家臣であった内藤氏が城主でした。今回、相模原市立博物館では、城主の館があったとされる御屋敷曲輪の出土品などの再調査の成果を報告書としてまとめました。

報告書の内容は、初めに御屋敷曲輪の今までの調査成果と問題点を整理し、御屋敷曲輪の旧地形やみつかった建物跡、出土品を見直したうえで、御屋敷曲輪の変遷や歴史的な意味合いを考察しています。また、自然科学分析として、津久井領域から産出した砂金や、漆製品の塗膜分析、土壁材の分析などを行っています。最後に、津久井城跡御屋敷曲輪の変遷と評価、津久井城跡における金の精錬をまとめています。

今回の資料調査報告により、御屋敷曲輪の変遷や津久井城跡での金生産の可能性を考古学的な観点から実証したことは大きな調査成果です。ぜひこの機会にご覧ください。

博物館ミュージアムショップ、または相模原市役所本庁1階行政資料コーナーにて、1部1,820円で有償配布しております。

*相模原市立博物館は6/9より開館しており、ご利用はエントランス及び常設展示室の自然・歴史展示室のみの一部開館となっています。
*また、当面の間、開館時間は9時30分、閉館時間は通常より1時間早い16時までとなっております。

資料調査報告書
金精錬のまとめ