天文展示室 宇宙とつながる
宇宙を探る
博物館のすぐ向かいにあるJAXA(宇宙航空研究開発機構)では、金星探査機「あかつき」、小惑星探査機「はやぶさ2」、ジオスペース探査衛星「あらせ」、水星磁気圏探査機「みお」など、宇宙に関する研究が行われ、さまざまな成果を挙げています。
JAXAの協力により小惑星探査機「はやぶさ」に搭載されたマイクロ波イオンエンジ「μ10」の実物大模型及びその耐久試験に実際に使用されたカーボングリッドや平成29年8月まで実際に使用されていた管制室の机などを展示してあります。
コスミックシアター
私たちはなぜ宇宙に魅せられるのでしょう? 大型マルチモニターに映し出される映像を体感してみて下さい。きっとその答えが見つかることでしょう。
コスミックラボ
隕石の薄片標本の偏光顕微鏡での観察や、小惑星イトカワと隕石や岩石とを比較して太陽系誕生の謎にせまります。 壮大な太陽系の旅の果てに地球までたどり着いたことを想像しながら、本物の隕石に触れて、宇宙とのつながりを感じ取ってください。
8分19秒の彼方から
地球から約1億5000万キロメートル離れたところにある太陽。その光は8分19秒かけて地球に届きます。 博物館の屋上に設置する太陽望遠鏡で撮影した黒点やプロミネンス、フレアなどの太陽の活動の様子をライブ映像で大型の円形テーブルスクリーンに映し出します。
天文かわら版
四季の星座、年間の天文現象などのほか天文宇宙に係わる最新情報をタッチパネル式液晶モニターでお知らせします。
インフォメーションコーナー
エントランスホールに設置した大型液晶ディスプレーでは、博物館の施設案内、イベント情報をお知らせするほか、インターネットで配信される『宇宙教育テレビ(JAXA宇宙教育センターと日本宇宙少年団が連携して放送しているインターネット配信番組)』や『NASA TV(NASAが放映するテレビ番組)』を映し出すことができます。